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ファルコン 圧縮比アップ


一般的に圧縮比アップと言えば、エンジンヘッドを面研するか、ハイコンプのピストンに入れ替えるのが相場だけど、
そのほかにも 「 禁断の秘技 」 があります。
原付とかでは随分前からやってる人も多いと思いますけど、そうです、点火プラグによる圧縮比アップ技です。(^^ゞ


ファルコン用のプラグは、NGK品番だと 「 CR7H** 」 だけど、それを 「 CR7E** 」 に変えてしまう。
4番目の文字が 「 H 」 だと普通の長さですが( 上の写真:左側 )、「 E 」 はそれよりもロングプラグ ( 上の写真:右側 ) 。
物理的に長い分、確実にヘッドの体積は減って圧縮比が上がるという仕組みです。

ただし、そのままだと長すぎなので、プラグワッシャーを足して長さ調節して使います。
上の写真は、ワッシャー 2枚重ねです。
新品プラグを 2本用意して片方からワッシャーを外し、もう片方を 2枚重ねにしています。
( 必ず新品から外して使うのが良いかと。。。 使い古しは圧縮漏れする可能性あり )

  
↑ 実際に 150cc エンジンヘッドに組み込んでみたところ。
結構、飛び出てますね (笑)
この飛び出した分だけ圧縮比が上がるワケです。

これでバルブやピストンに当たらないの? って疑問はあると思いますが、 

バルブやピストンとは 2ミリぐらいクリアランスがあるので、一応問題無しってことで (^^ゞ
心配な人はワッシャー 3枚重ねが良いかも。 3枚でもロングなので 2枚ほどではないですが圧縮比は上がります。

  
スイングロックを解除して車体を左側に傾けてやれば、プラグ交換は車体の下側から簡単に出来ます。


【 この技を使う場合の注意点 】
・ 足したワッシャーは、キッチリと締め込むこと。締め込みが足りないと圧縮漏れする可能性あり。
・ 圧縮比アップに伴い、ガソリンはハイオクにしておくのが良いでしょう。
・ プラグの焼け具合を必ず確認して、適切な番手を使用のこと。 
私のファルコンの場合、納車時より燃調がやたら濃いめでプラグが真っ黒なため、とりあえずそのまま 7番を使用。
・ 個体差等も考えて、出来ればヘッドを開けて実際にクリアランス確認するのが望ましい。
少なくともエンジンをかける前にゆっくりクランクを回して当たってないか要確認。
・ どんな改造にも言えることだけど、自己責任でやりましょう。
・ 少しでも変だと感じたら純正戻しが吉。
・ よい子の皆さんはマネしてはいけません (笑)


まあ、「 ヘッドまで開けるんなら面研しろよ 」 って声が聞こて来そうだけど (笑)
面研はバルブとピストンの距離が変わるからピストンにバルブ逃げの再加工が必要になるし、
それでピストンを削ると中華なだけに今度はピストン強度の心配も出てくる。。。
無論、鍛造強化品なんて無いし、それに削り方によっては圧縮比ダウンもあり得なくも無い。
さらにハイコンプピストンなんていうのも見たこと無いからね。

ってことで、プラグ交換でのちょこっと圧縮比アップ技は意外と理にかなってたりして (^^ゞ



記事掲載日 2014/04/28
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