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バイクエンジン FI 化 ( インジェクション化 )セッティング  基本噴射量について

 
自作コントローラーは、「 暖気中 」 と、「 暖気後 」 の 2つに分けて、それぞれ別に基本噴射量を設定して
コントロールしています。

噴射量は燃圧によっても変わりますが、今のところ燃圧 2.5k ぐらいでセッティング中。
以前の 206cc エンジンの時は、2.2k ぐらいで安定していましたが、その時よりも排気量( 249cc )が増えたせいと、
もともと燃料タンクからの配管が細くて供給量が不足気味のせいか、全域で安定させるために 4HC エンジンでは
2.5k ぐらい圧をかけています。

自作コントローラーを作り始めた当初から、噴射は 2回転に 1度 ( 4サイクルの吸気は 2回転に 1度 )にしていましたが
現在の仕様では 1回転に 1度にしています。
エンジンとコントローラーを繋ぐものは基本的に点火タイミングで、4HC エンジンではその点火は 1回転に 1回です。
つまり、これに合わせたほうが安定性を高めることが出来るからです。

※ 本来、点火は 2回転に 1度あれば良いのですが、クランク軸で点火タイミングを測っている形式のエンジンでは
上死点位置が圧縮時なのか排気時なのか判断できないため、どちらになっても良いように点火が 2回になっている

噴射タイミングにつきましては、いろいろと試してみましたが、1回転に 1度の噴射パターンの場合、
どのようなタイミングで噴射しても実際に空燃比が変化するほどの違いがありません。
これは 1吸気で 2回の分割噴射 ( 1回転に 1回の噴射 → 1回の吸気分を 2回に分けて噴射している ) になるおかげか、
吸気ポート内で充分にガソリンが気化して燃焼効率が良くなっているためかも知れません。
1回にまとめて噴射するより、2回に分けて噴射したほうが、当然、気化する効率が良いって事かと。

まあ、一般的に燃料噴射は吸気バルブが開く前までに完了させておくのがセオリーってことになってはいますが
よほどエコエンジンでも目指すのでなければ、それはナンセンスかと。
実際にレブが 8,000rpm 以下の四輪でも、高回転域ではインジェクター開きっぱなしってセッティングはよくあるお話し。
( インジェクター開きっぱなし → 吸気バルブの開閉状態に関わらず、常に噴射している )


さて、実際の噴射量ですが、暖気中のアイドリング時の基本量は 1回転あたり 210 ( 2.1ms )ぐらいです。
これに始動時の増量と、温度による増量を加えて暖気を行います。

暖気後のアイドリングは、噴射量 170 〜 165 あたりで理想空燃比 14.7 ぐらいになります。
ただ、単気筒エンジンのサガでアイドリング中は回転に若干のバラ付きが出ますから、一定量の噴射では空燃比も
バラ付いてしまうため、常に補正を繰り返す感じですね。

※ 設定値は 1 あたり 10μs ( マイクロ秒 )で噴射量を制御

なお、噴射量の数値はあくまでも現時点のもので、今後、季節が変わったり、ハードやソフトの変更等によっても
数値が変わっていくでしょう。

ちなみに、回転が少し上がってクラッチが繋がる時点では、上記の数値にプラス 100 ぐらい増量してやらないと
燃料が薄くて負荷にまけてしまいます。
( クラッチが繋がる → エンジンに負荷がかかる → より多くのガソリンが必要となる )

これを考慮に入れると、アイドリングで理想空燃比 14.7 にこだわらないほうが良いのかも。
実際もう少し濃いめの 12.5 〜 11.5 あたりにセットしておくほうが、スロットル開け始めのレスポンスが良くなりますね。
無論これは、排気量、気筒数、アイドリング回転数、クラッチが繋がる回転数やウエイトローラーの設定等によっても
変わって来ますが、アクセル開度センサーの調整具合にも大きく影響を受けるので要注意。。。
このあたりはキャブだった時と同様に、スロットルボディー本体の調整が非常に重要ですね。


記事掲載日 2016/11/15
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