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バイクエンジン FI 化 ( インジェクション化 )セッティング  始動時増量について

 
エンジン始動する場合、エンジンが冷えていても暖まっていても、始動性を良くするには一定以上の噴射量が必要です。
自作コントローラーでは、この最低限必要な量を設定し、コントロールすることで始動性を高めています。

例えば、エンジンが既に暖まっている状態でアイドリングにて理想空燃比 14.7 を保つにはガソリンの噴射量が
170 〜 165 ( 1.70ms 〜 1.65ms )ぐらいだとします。
この状態で一旦エンジンを切り、再度エンジンをかける場合、暖まっていても上記の数値では薄くてかかりにくいです。
セルを長めに回したり、アクセルを少し開け気味にしてもなかなか始動できません。

セル一発で簡単に始動させるにはそれなりに濃いめのガソリンが必要です。
( 上手くエンジンを始動させるには、アイドリング時よりもガソリンを多めに送り込む必要がある )

季節による温度等の違いや気圧など環境にも影響すると思いますが、上記の例では噴射量がだいたい 250 〜 270 以上で
セル一発始動が可能になります。

※ エンジン温度が低い場合は、上記に加えて温度に対する増量が必要。
この温度補正分につきましては、また後日、個別に記事にしますね。m(_ _)m


始動してしまえば、これらの増量分は不要になりますので、自作コントローラーでは始動時の増量分を
フェードアウトするように減らしています。 このフェードアウト速度も変更可能にしてあります。

噴射量の補正は A/F 計からの空燃比計測結果をもとに行いますが、A/F 計はマフラー内の温度が高まるまで
計測を開始しません。そのためエンジンをかけてから空燃比計測を開始するまで数十秒程度のタイムラグがあります。 
エンジンが暖まっている場合でも、計測開始まで多少のタイムラグがあります。
この A/F 補正が始まるまでのタイムラグ中に、上記のフェードアウト機能によって噴射量をコントロールします。

フェードアウトし終わる前に A/F 計が稼働した場合は、空燃比計測をもとにこの増量分を補正します。
ちなみに、暖気中と暖気後で基本噴射量をそれぞれ別に設定し補正することで、暖気中・暖気後に関わらず
エンジンが扱いやすくなっています。




記事掲載日 2016/11/20
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