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バイクエンジン FI 化 ( インジェクション化 )セッティング  回転リミッターについて

 
自作コントローラーには、燃料カットによる回転リミッター機能を搭載しています。

通常、キャブ車では点火カットのリミッターが付いていて、レブリミットになると点火を間引いて回転が上がらないようになってます。
4HC のイグナイターの場合だと、約 8000rpm で点火が半分程度に間引かれてしまいます。 
4HC 車両にはタコメーターが装備されていませんから、純正状態ではこの間引きを目で見て確認することは出来ませんが 
市販のタコメーターを取り付けると、8000rpm 以上になった時にエンジン音は変わらないのに回転数の表示だけが
突然 4000rpm ぐらいまで フラフラッと落ち込んでしまいます。( よく言うところのタコ踊り状態 (笑) ) 
まあ、市販のタコメーターは点火信号をひろって動作しますから、信号が間引かれると正常に動作しなくなるワケですね。

自作コントローラーも仕様上、点火カットされてしまうとエンジン回転数を正確に把握出来なくなってしまうため、
点火カットが入る寸前に燃料噴射をカットさせることで回転上昇を抑え、常に回転数を正確に把握出来るようにしております。

燃料カットというと、点火カットよりも物騒なイメージがあるかも知れませんが、インジェクションでは普通に使われる
機能のひとつですし、キャブのように点火カットだけで燃料そのまま状態よりも未燃焼ガスが減って環境にも優しい? かと。

機能としては、大雑把に 6000、6500、7000、7500、8000、8500、9000、9500、10000 rpm という感じで
500rpm 区切りで設定できるのと、上記の数値をそれぞれ微調整出来る機能を搭載しておきました。
この微調整機能を使うことで、点火カットのギリギリ状態まで燃料カットしない設定が可能になってます。 
これにより、タコメーターはレブまで回してもタコ踊りせず正常な表示が出来ます。

※ 点火カットのキャンセル機能は持たせていないので、4HCイグナイター使用時は点火カットが行われる 8000rpm よりも
微妙に低い回転数に設定して、点火カットよりも先に燃料カットするようにします


なお、これは余談ですが、4HC のイグナイターは、先にも書いたようにタコメーター装備を想定してない作りのためか、
お世辞にも綺麗な信号とは言えないもので、非常にノイズが多い状態です。 
本当は、イグナイター部分も制作して自作コントローラー内に搭載したかったのですが、汎用性や手軽さを重視したいので
今回はあえてキャブの時の点火系を残しています。
なので、市販のパルスジェネレーター ( 市販タコメーターを取り付ける時に使用する点火信号発生装置 )を利用して
綺麗な信号を自作コントローラーへと送るようにしました。
ただし、そのままではノイズの影響を受けやすいですから、パルスジェネレーターと自作コントローラーを繋ぐ線は 
シールド線を使用し、シールドのアースもキッチリと取ってノイズをシャットアウトする必要があります。

点火信号は FI化の生命線ですからね。これが正しく受け取れないと燃料噴射が正確に行えません。
タコ踊り防止と、ノイズの排除が重要です。


記事掲載日 2016/11/30
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