ホンダ ジャイロ キャノピー、ヤマハ シグナス トライク(台湾・五期)、ICEBEAR ファルコン トライク(DF150TKA)メンテナンス・カスタマイズ情報

トップページ > リバーストライク > エンジン&駆動系 (8)

バイクエンジン FI 化 ( インジェクション化 )セッティング  A/F 計測タイミング

 以前、空燃比計 ( A/F 計 ) の センサー感度 のお話しのところでも述べましたが、センサー能力やメーター性能によって
計測はエンジン 1回転毎ではなく多少間引いたほうが良いのですが、実際それを行っても計測結果がズレて上手く補正が
出来ない場合も出てきます。

例えば、単気筒エンジン特有のアイドリング時の回転のブレ。 
本来アイドリング時は等間隔で 「 ドッ、ドッ、ドッ、ドッ 」 という感じで回って欲しいところですが、 
多気筒と違って 「 ドッ、 ドドッ、ドッ 」 のような不整脈がどうしてもが入る事があります。 
この瞬間に計測値がズレるのか、不整脈後に自作コントローラーはそれを自動補正しようとして A/F 計測値が
軽いハンチングを起こすことがありました。

※ 不整脈により本当は補正しなくてよいところを補正してしまうため、さらにそれを補正するのを繰り返してハンチングになる 

まずこれを防止する策として最初に行ったのが最低噴射量の設定。
暖気中はエンジンが暖まって行くのと同時に徐々に基本噴射量を薄くする方へと補正が働きます。
しかし、暖気後のアイドリングはほぼ決まった量を噴射していれば良いワケなので、薄くする方向への最低噴射量を定めて 
それ以上は補正がかからないようにプログラミング。

これにより薄くする方向側へのブレを強制的に止める事が可能になりましたが、それでもまだ濃い方向へのブレがあります。
これを防止するためには、薄くする方向とは別に、濃くする方向への補正は更に計測を間引くことにしました。 
方法的には、アイドリング時は計測結果をもとに薄い時と濃い時の間引き量を変えられるようにしたワケです。
( A/F 計測後、それを反映させるタイミングの設定を追加し、それでバランスを取るってこと )

この 2つ ( 最低噴射量と、補正方向別の間引き量 ) の設定追加により、アイドリング回転に瞬間的な不整脈が入っても
それを上手く無視して空燃比を綺麗に保つ事が出来るようになりました。 
もちろん補正自体は行っているので、必要な場合はきちんと補正が働きます。
不整脈のような瞬間的なブレには反応せず、温度や気圧等による空燃比の変化には反応して自動補正。
これで補正の安定度がかなり増したと思います。 


記事掲載日 2017/04/20
検索用キーワード:TRIKE,トライク,ICEBEAR,ファルコン,DF150TKA,3 WHEEL BIKE,Ningbo Chariot Industry Trade,GY6,157QMJ,中華トライク,整備,メンテナンス,カスタマイズ,改装,改造,バイク,FI化,インジェクション化