ホンダ ジャイロ キャノピー、ヤマハ シグナス トライク(台湾・五期)、ICEBEAR ファルコン トライク(DF150TKA)メンテナンス・カスタマイズ情報

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トライクについて

 

【 トライクの基礎知識 】
二輪のバイクをベースに三輪の乗り物として作られたのが 「 トライク 」 。
…で、興味ない人からすれば、「 それのどこが良いのよ? 」 ってことなんだろーけど(笑)
二輪でもなく四輪でもないワケだから、三輪独特の乗り味ってゆーか走法があったりして、これが結構オモシロイ!
 
よくあるリヤがリジッドタイプのトライクの場合、ただのバイクだと思って乗ったら正直なところ数分も乗ってられないんじゃないかな。
平坦な舗装道路でも轍(わだち)やアスファルトの継ぎ目など、小さな段差やくぼみなんかあったりするけど、
そういう路面の凹凸に全て反応してハンドルが思いっきりブレまくるから、慣れるまではマジで怖い (^^ゞ
アスファルトの上でもまるでダートのような感覚。
まず真っ直ぐ走らない、それでいて曲がらない、トライクに乗って誰もが最初に感じる感想ですね。
 
一般的にトライクってゆーと、ハーレーとかでっかいアメリカンなのを想像する人も多いと思うけど、
小型のスクーター型トライクでも、その系譜をしっかりと受け継いでいて、まるでカウボーイがジャジャ馬を乗りこなすような感じ。
無論、適度に走り込めばある程度慣れてくるワケだけど、この荒馬を手なずける感じが何とも楽しい!!
 
さてさて、最初っからマイナス面(?)をサラッと暴露しちゃったけど、トライクには以下のような魅力も沢山ありますよ〜
 
< 1.普通免許で乗れる >
二輪の免許は不要です
乗車する際はヘルメット着用の義務なし ( 安全のためヘルメットは被りましょう )
 
< 2.維持費が安い >
250cc までなら年間の自動車税は ¥2,400、車検なし
250cc 越えの場合の年間の自動車税は ¥4,000、車検あり
自賠責、任意保険もバイク相応の金額なので、四輪と比べて遙かに安い
車庫証明も不要
 
< 3.高速道路もOK >
2人乗りで高速道路可
高速料金はバイクと同じ
 
< 4.二輪と比べて転倒しにくい >
冒頭で 「 ジャジャ馬 」 と書きましたが、ゆっくりのんびり走らせている時は安定性が結構高いです。
信号待ちとか停車時に足をつかなくても倒れないし、駐車時もスタンド不要。
自分はやったことないですが、スタッドレスタイヤで雪道も割と安定してイケるらしいです。
 
< 5.乗って楽しい、目立つ! >
乗りこなすにはそれなりのテクニックが要りますが、それゆえに走らせるのはマジ楽しい! 
乗ってる人も少ないから目立つしね(笑)
 
…という感じで良いことも多いんだけど、バイクと比べると値段が高いのが少々困りものかな。。。
まあ、近年は中華トライクとか安い物もオークションとかにいっぱい出てるから身近になったのは確かです。
ただし日本のメーカー車に慣れてるとクオリティーは比べられないレベルなので、、、、(^^ゞ
お薦めするとしたらやっぱりヤマハとかホンダとか日本のメーカー車がベースのトライクになりますね。
 
私のお薦めは、ヤマハのシグナスをベースにしたトライクです!
お薦め理由はもちろん自分が乗っていることもありますが、シグナス自体がレースなどで盛んなので市販のカスタマイズパーツが
非常に豊富にあることですね。ドレスアップパーツからエンジンのレスポンスアップ、パワーアップパーツも沢山あります。
 
 
【 シグナストライクについて 】
 

ご存じの人も多いですが、ベースになっているシグナスというバイクはヤマハのバイクなんだけど、日本では一切作っていません。
すべて台湾ヤマハが作っていて、日本のヤマハが売っているシグナスは台湾からの輸入車で日本仕様として作られたもの。
ちなみに日本仕様と台湾国内仕様では装備とかいろいろと違いがあり、その中でも一番の違いは排ガス規制の対応でしょう。
台湾仕様のほうが規制が緩く、そのため日本仕様と比べると台湾のほうがパワフルで速い!
また、日本では 125cc ですけど、台湾だと 150cc なんかあったりね。

日本で見かけるシグナストライクの多くは台湾製で 150cc ボアアップと三輪化して日本に輸入されたもの。私のシグナスもその一台。
ベースはインジェクション車。インジェクションコントローラー等で 150cc の排気量と日本の気候に合わせてセッティング済みのようで
台湾と気温差がかなりある日本でもエンジンは一発でかかって調子イイです。
クオリティーも高く、普通にメンテしてれば日常問題無く使えます。

まあ、台湾仕様車は日本でメーカー保証とか受けられないし、メンテしてくれるショップもなかなか無いのが実状ですが、
それは日本仕様で作られた場合でも大して変わらないんじゃないかと思っています。
例えば、日本仕様の 125cc で日本で作られたシグナストライクも売られていますが、所詮は改造車になっちゃいますからね。
ヤマハの保証が無くなることや買ったところ以外ではおそらく正しいメンテも受けられないでしょう。
つまり日本仕様としてのメリットが無くなってしまうワケで、おまけに日本製トライクはメチャメチャ値段が高いです。
それらを考えると、排気量の優位性やコストパフォーマンスの良さとか、トータル的には台湾製トライクに軍配が上がると私は思ってます。
( もちろんクオリティーの良さだけで考えれば、日本製トライクにはかなわないと思いますが )
 
     
     
 
【 諸元 】
全長 1,955mm
全幅 920mm
全高 1,135mm
シート高 785mm
乾燥重量 135Kg
燃料タンク容量 7.4L
排気量 150cc
始動方式 セルのみ
点火方式 CDI
ブレーキ 前後三輪ディスクブレーキ


なお、台湾製でもいろいろあります。
作られた時期によって結構違っていて、進化の具合が見て取れます。
初期の頃の物は、リヤタイヤが下の写真のような PCD のやたら大きいテンパータイヤホイールみたいなのにバイク用タイヤを履いてます。
     

     
また、初期の頃の物にはセンタースタンドがあり、リヤの補強用ロッドが短くてセンタースタンド後方に取り付けられています。
そして、右上の写真のようにスイングアームが切断されている物もあります。( これ切断しちゃっていいの? (苦笑) ) 

     
その後のモデルではセンタースタンドが無くなって、補強用ロッドがセンタースタンドの取付穴を利用して取り付けられてます。
リヤホイールとタイヤは 12インチの四輪用です。
この頃にはスイングアーム切断も無くなり、バックギア操作用のワイヤー取り付け部分とか細部に改良の跡が多く見られます。


そして現行モデルではリヤが 13インチになってます。
ちなみに車体が以前の古いモデルでも、このホイールが入っている場合があります。
それは二輪の中古車に新品のトライク化キットを組んでいる場合がそれにあたります。


記事掲載日 2013/12/22