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オシロスコープ その2

 
前回のお話しの続きです。



↑ 自作インジェクションコントローラー。

バイクエンジン用インジェクションコントローラーです。

※ LED の輝度が高いため、このぐらいホワイトバランスを
落として撮らないと、数字が読めないのでご勘弁を。


燃料噴射は、10 μs ( マイクロ秒 ) 単位でコントロールが可能。

※ 1 マイクロ秒 = 0.000 001 秒 ( 百万分の一秒 )


上の写真の例では、LED が 100 を表示していますので
燃料噴射時間は 1ms と言うことになります。

100 x 10 μs = 1000 μs → 1 ms ( ミリ秒 )

( 100 x 0.000 01 = 0.001 → 1 ms )


実際には、インジェクターに電気を流しても直ぐには噴射せず
わずかなタイムラグ ( 無効噴射時間 ) があり、それを差し引いた
時間が実際の噴射時間です。

無効噴射時間はモノによっても異なりますが、だいたいのところ
150 〜 200 μs ぐらいでしょうか。
自作インジェクションコントローラーは、この無効噴射時間
よりも 15 〜 20 倍の速度で制御が可能ってことです (^o^)v


なお、燃料噴射の制御のほかに、LEDへ現在の状況を出力、
スロットル開度の算出や、温度・空燃比も算出し、燃料が適切な
状態になるよう自己学習も行ってます。

これだけのことを 1個のマイコンにやらせながら 10 μs 単位の
コントロールは、結構良いスピードが出せているかと。



↑ 肝心のオシロスコープでの波形はこちら。

画面の縦軸が電圧 ( 5V 間隔 ) 、横軸が時間 ( 1ms ) 。
自作インジェクションコントローラーが 100 の時の波形です。
ちょうど 1ms になってますね。



↑ こちらは 150 の時の波形

正確に 1.5ms になってます。



↑ こちらは 200 の時の波形

これも正確に 2ms です。


ちなみに LED表示を無くせば、もっともっと制御速度を
速くする事が可能なんだけど、この表示機能は最大の利点
だから速度を犠牲にしても必要かと。

まあ、結果的には犠牲ってほど速度は遅くないと思うし、
今の状態でバランスの取れた良いプログラムになっている
と思います。



記事掲載日 2016/10/15