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ジャイロ 2スト FI 化 自作コントローラー その3

 
2スト用の 「 自作インジェクションコントローラー 」 のお話しの続きです。
( 2スト用のインジェクション化 ですが、4ストにも使えます )



↑ 左がインジェクションコントローラーのデータ表示

私のインジェクションコントローラーにはデータ表示機能がありますので、
常にリアルタイムで噴射量が見られます。

表示は 10マイクロ秒 単位です。( 0.000010秒 )
上の写真では 1回の吸気で 「 1,740マイクロ秒 」 の噴射をインジェクターが行っている状態。

この数値を見ながら、ハンドルに取り付けたスイッチ で走りながらでも簡単に、
ガソリンを濃くしたり、薄くしたり自由自在にセッティング出来ます。

パソコン・スマホ・タブレット等、一切不要。
そんなものをチマチマいじりながら運転出来ませんからね (笑)

全体的な上げ下げも出来ますし、特定の回転域だけとか細かい修正も簡単。

走りながらセッティングを変え、その瞬間に変えた効果を体感出来ることや、実際の噴射量を
見ることでセッティングの感覚が掴みやすいことは言うまでもないですね〜 (^o^)v


現在の仕様では、
アクセル開度が 5% 刻みで 21段階
エンジン回転数は 500rpm 刻みで 24段階
でコントロール出来ます。

具体的には、以下のような感じです。

【 アクセル開度 】
0 〜 4%  … 1
5 〜 9%  … 2
10 〜 14% … 3

途中省略

90 〜 94% … 19
95 〜 99% … 20
100%    … 21

【 エンジン回転数 】
2000 〜 2499rpm … 1
2500 〜 2999rpm … 2
3000 〜 3499rpm … 3

途中省略

12500 〜 12999rpm … 22
13000 〜 13499rpm … 23
13500 〜 最大まで  … 24


また、上記に加えて
2000rpm 未満のアイドリング状態の基本噴射設定
アクセル開度 0%専用の 24段階のマップ
を装備してあります。


アイドリングの基本噴射とは、キャブで言うならば
パイロットジェット ( スロージェット )
のようなもの。

アクセル開度は、メインジェットとニードルの関係をデータ化した感じかな。

そして、キャブには無い 「 エンジン回転数 」 という要素を加えて自在に燃調を操ります。


アクセル開度 0%専用マップとは、2ストボアアップでありがちな、全開走行から
アクセルオフでの抱き付きを防止するための専用燃調マップです。

キャブ車ではアクセルをあおってエンジンにガソリンを送り、気化熱でエンジンの冷却を
行いますよね。私の FI ではこれを専用マップを使って自動で行えます。


そして、上記のマップの組み合わせで、
アイドリング状態用の基本噴射で 1段階
アクセル開度(21) × エンジン回転数(24) = 504
アクセル開度 0%専用マップで 24段階
合計 529 段階 のマップが使えます。

ちなみに 529 段階の全データを入力しなくても、アクセル開度とエンジン回転数の基本データだけ
入れれば、あとは全て自動計算で燃調を行う
「 シンプルモード 」 と、
529 段階の全てのデータを自由自在に入力して燃調を操る
「 フルマップモード 」 の
2通りの制御が可能になってます。


まずはシンプルモードから始めてセッティングが出たら、そのデータをフルマップへとコンバート出来ます。

そして、そこからフルマップを使う事で、さらにツッ込んだセッティングが可能!

スクーターならシンプルモードで充分に実用レベルです。
フルマップはマニュアルミッション車向きかな。



次回につづく。。。


記事掲載日 2018/12/10